大切な愛犬のことを思うなら、やはりペット保険の検討が必要で、上手に選び活用したいところです。
補償内容や範囲
選び方のポイントは補償内容や範囲で、どういった時にいくらまで補償してもらえるかが大切です。
一般的には、入院と手術だけをカバーするタイプと、通院を含めて補償が受けられるタイプに分けられます。
当然ですが、通院もカバーするとなると保険料が上がりますから、予算と相談して決める必要があります。
ちなみに入院と手術に特化するタイプは、保険金が大きく設定される傾向で、最大50万円くらいの補償が受けられたりします。
補償の割合
補償の割合というのも、犬のペット保険における大事なポイントです。
割合は100%なら掛かった費用の全額が保険金として受け取れますが、全ての保険がそうとは限らないので注意が必要です。
これは保険会社やプランによりますが、全額の90%や70%、中には50%に留まるものもあります。
保険料が安くて全額補償してもらえる、そういう保険はまずありませんから、月々の保険料の大きさで手厚さが決まるといっても過言ではないでしょう。
身体が弱く病気がちだと、入院の機会が増えたり手術を要する可能性が高まるので、補償割合の大きいペット保険が狙い目です。
選び方の基本としては、病気の心配がなければ万が一の事故発生時を想定して、入院や手術代の補償が受けられる保険を検討するのが賢明です。
免責
案外忘れがちですが、ペット保険にも人間と同様に免責、つまり自己負担が含まれることがあるので要注意です。
自己負担とは保険金を受け取る時に発生する負担のことで、全額の内の一部を飼い主が負担することになります。
負担の割合が大きいと、急な出費が発生した際に大変ですから、なるべく大きく負担しなくても済む保険を選びたいものです。
一定額以上の治療費が発生しない限り保険金が出ない場合も
また、一定額以上の治療費が発生しない限り保険金が出ない、こういった保険もあるので気をつけましょう。
ペット保険は費用を無条件で負担してくれるわけではなく、1回あたりの支払いに上限を設けていたりします。
通院1日あたり、手術1回あたりという表記がまさにそれで、契約するプランによっては治療費をカバーしきれないこともあり得ます。
愛犬が安心して治療に専念する為には、飼い主の不安を取り除くことが重要ですから、しっかりとした補償が受けられる保険を選ぶ重要性は思いの外高いといえます。
賢い選び方を身につけ、候補をリストアップして比較検討を進めれば、やがて絞り込まれて最終候補が残るでしょう。
保険会社は慈善事業ではなくビジネスですから、好条件で保険金が受け取れる保険を契約すると、それなりに高額な保険料を求めます。
それは決して悪いことではありませんし、ビジネスということを考えれば納得できるはずです。
窓口清算に対応しているか否か
ペット保険の選び方においては、窓口精算に対応しているか否かも確認しておくべきです。
犬用を含む多くの保険では、一度治療費を病院の窓口で支払い、後日支払った分の保険金を保険会社に請求する形となります。
一時的ではありますが、負担が生じたり保険金が下りるまでのタイムラグがあるので、経済的な余裕がないと大変です。
その悩みを解消するのが窓口精算で、対応する保険だと病院で保険分が差し引かれ、残りを支払うだけで済みます。
保険金を請求する手続きが省略できますから、利便性の意味でも魅力的な保険だといえるでしょう。
窓口精算は通院が多い犬にとても便利なので、高額な入院の備えに限らず検討の余地があります。
犬種は大型になるほど保険金は上がりやすい
一般的な傾向ではありますが、犬種は大型になるほど保険金が上がりやすいですから、そこも選び方のポイントとして念頭に置くことをおすすめします。
商品選びは相対的に検討するのが基本なので、いくつかの商品をリストアップ後見積もりを出してもらい、比較して1つを選ぶのが効率的かつ失敗を遠ざけるのに有効です。
コメント