愛犬を飼育している方にとって、口臭対策はなかなか難しいことのひとつでしょう。
今回はコラム記事として、犬の口臭対策グッズについて基本的なことをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
犬の口臭対策はいつから行えばよいか
犬も人間と同じで、高齢になれば口臭が気になるようになることが多く、人よりも寿命は短いので早めの対策が必要となってきます。
一般的には、6歳以上になったら何らかの口臭ケアを行うことが推奨されていますが、早ければ早いほうがよいという考え方もあります。
犬は人間よりも歯石が蓄積されるスピードが早い傾向にありますので、早い段階で歯磨きなどの口腔ケアを習慣づけていくとよいでしょう。
グッズの選び方は愛犬の性格によって異なる
犬の口臭対策のグッズの選び方は、愛犬の性格によっても異なります。
歯磨き自体を嫌がらない性格であれば、人間と同じように、犬用の歯磨き剤と歯ブラシで毎日の習慣として食後のブラッシングをしてあげると効果的です。
もし、あなたの愛犬が歯磨きを嫌がる場合は、歯ブラシを選び直すという方法があります。
犬用歯ブラシは大きく分けて3タイプ
犬用歯ブラシには、ブラシタイプ、シートタイプ、指サックタイプと大きく分けて3つ種類があります。
歯磨きを嫌がる犬、または歯磨き自体に慣れていない場合は、シートタイプか指サックタイプがおすすめです。
シートタイプ、指サックタイプ、どちらも指に装着して使うものなので、動かしやすく犬にとっても違和感が少ないという特徴があります。
歯磨きを嫌がる犬のための口腔ケアグッズ
歯磨きを嫌がるような場合は、サプリメントを服用させて口腔ケアを行うという方法もあります。
小型犬でも飲みやすい小さな錠剤のものもありますので、愛犬のカラダの大きさを考えて飲みやすそうなものを選ぶとよいでしょう。
錠剤を嫌がる場合は、割って中身の粉末を与える方法もありますが、ドッグフードに混ぜたりふりかけたりして食べさせるサプリメントも販売されています。
ふりかけて使う粉末状のもの、液体状で混ぜ合わせることができるもの、ペースト状のものなど、ドッグフードに混ぜるタイプのサプリメントにも、いろいろ種類がありますので、愛犬の好みに合わせて試してみることをおすすめします。
他にも、ドッグフードではなく飲み水に混ぜて使う口腔ケアグッズもあり、先ほど紹介したドッグフードに混ぜるサプリメントと併用している飼い主の方も多いです。
飲み水に入れておくだけなので、手軽に一日中口腔ケアが行えるというメリットもあります。
また、夜寝る前に歯に塗ってあげるミスト式の口腔ケアグッズもありますが、こちらも手軽で人気があります。
まとめ
ここまで述べてきたように、歯磨きを嫌がるワンちゃんであっても口腔ケアや口臭対策が行える便利なグッズはたくさんあります。
大切なことは毎日ケアを行うにあたり、飼い主の方も負担なく続けていける商品を選ぶことです。
口臭が気になってからでも対策はできますが、その前の段階から予防という意味合いで早めに便利なグッズを使いながら、ワンちゃん、飼い主の方、双方が口腔ケアに慣れていくことが大事だと思います。
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