犬用歯ブラシの種類。その特徴や使い分け方

コラム

犬用歯ブラシには、大きく分けて以下の4つの種類があります。

・シートタイプ ・指サックタイプ ・スティックタイプ ・おもちゃタイプ

歯磨きの仕方で抑えておきたいポイントは、安全性と磨きやすさです。

口内を傷つけやすい素材や形状、飲み込みのリスクなどを考え、大切なワンちゃんを傷つけることのないように、選んでいきましょう。

また、それぞれ特徴があるので、ワンちゃんの種類や状態によって、上手に使い分けをしていきましょう。

シートタイプの特徴と使い方(歯磨き初心者向け)

ワンちゃんを飼い始めたばかりの方や、歯を磨かれることになれていないワンちゃんには、シートタイプの歯磨きがオススメです。

シートタイプのメリットは、「不安感を与えにくい」という事です。

手に持った際に、ワンちゃんにばれにくく、警戒心を与えることなく、歯を磨くことができます。

シート自体が軟らかいので、口の中を傷つける心配もなく、安全です。

注意点はシートに香料が使われている場合は、ワンちゃんが臭いを嫌がることがあります。

また、頑固な汚れや歯石などは落としづらく、定期的に歯磨きを行っていて、口の中が比較的きれいに保てているワンちゃん向けです。

指サックタイプの特徴と使い方(歯磨き中級者向け)

指サックタイプの歯磨き方法は、シートタイプと同じく、ワンちゃんに警戒心を与えることなく、歯磨きが可能です。

指サックに突起がついているものが多く、頑固な汚れや歯石まできれいに落とすことができます。

歯の表面に沿って磨くことが出来るので、シートタイプよりも歯をきれいに磨くことができます。

その分、力加減は難しいので、ワンちゃんの様子を確認しながら行うようにしましょう。

また、指サックは抜けやすいものもあるので、歯磨きの途中で抜けてしまって、誤って飲み込まれないように、抜け落ち防止のフックやゴムがついたものを選ぶようにしましょう。

スティックタイプ(歯ブラシ)の特徴と使い方(上級者向け)

人間の歯ブラシと同じような形状のスティックタイプは、歯の隙間や歯の裏側の隅々まできれいに磨くことが出来るので、洗浄力では圧倒的です。

ただし、手に隠して持つことができないため、ワンちゃんに警戒される可能性が極めて高いです。

驚いたワンちゃんが噛むこともあるので、尖ったプラスチックで口の中を傷つけてしまう可能性もあります。

いきなりスティックタイプの歯磨きを試すのではなく、ワンちゃんが歯磨きに慣れてきてから試すようにしましょう。

犬歯磨きおもちゃの特徴と使い方

遊びながら歯磨きが出来るもので、おもちゃについている突起(ぶつぶつ)を噛むことでストレス発散や虫歯予防、歯の生えはじめのむずむず解消効果が期待できます。

歯磨き効果はそれほど高くはないものの、ワンちゃんの警戒心はほぼゼロといって良いでしょう。

歯が生えはじめのワンちゃんや、これから歯磨きを始めるワンちゃんの最初のスタートとしておすすめです。

デメリットはとくにありませんが、あまり使用頻度が高すぎると、ワンちゃんに噛み癖がついてしまうので、週2~3回程度の利用をおすすめします。

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